レディースドック
20代~60代女性に最も多いがんは子宮がん、乳がんです。また卵巣がんや甲状腺がんも比較的多く見られます。
さらに子宮筋腫、乳腺症、骨粗鬆症など女性特有の疾患は日々の生活に大きく影響します。
いずれもささいな症状や無症状でも、定期的に検診を受けることが重要です。
「女性特有のがんや病気を早期発見・未然に予防」を目的にレディースドックを行っています。
対象
女性2名
実施日
毎週 火曜日午後
ご予約・お問合せ
- 健診センター(西棟3階)
- 電話: 026-226-5455(直通)
- 受付時間:9:00~16:30
- 完全予約制
- 健診センターへ電話または窓口で受付。書類を送付またはお渡しします。
- ※市町村、会社等より発行される乳がん、子宮がん検診の受診券および割引券などはご利用いただけません。
- ※ 託児や授乳スペースの用意はございません。また小さいお子様の同伴もできません。
検査内容・料金
当日 13:00 受付 当院健診センター
- 【基本検査】 料金 44,000円(税込)、 一日ドックオプション 35,200円(税込)
-
● : 基本項目 ○ : 選択項目 ◎ : 妊娠に向けてのチェック 看護師による説明と身体測定
検査 項目 対象となる疾患 検査内容 血液検査 貧血 ● 血算、血清鉄、フェリチン 甲状腺 ● TSH、fT4 骨粗鬆症 ● 25(OH)ビタミンD 画像 乳がん ◯ マンモグラフィー(40歳以上の方)(放射線女性技師による) ● 乳腺エコー(生理検査女性技師による) 甲状腺 ● 甲状腺エコー 産婦人科医師による問診
婦人科診察 対象となる疾患 検査内容 子宮・卵巣がん ● 経膣エコー ● 子宮頸部 細胞診 ◯ 子宮体部 細胞診 ● HPV ウイルス - 【追加検査】
-
対象となる疾患 検査内容 追加料金 性感染症 淋菌・クラミジア 2,750円(税込)
上記の基本検査(追加を除く)に加えて
妊娠に向けてのチェック検査 (将来、妊娠・出産を考えている女性)
項目 | 対象となる疾患 | 検査内容 | 追加料金 | |
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採血 | 感染症 | ◎ | 風疹、HIV、HBV、HCV、梅毒、トキソプラズマ、サイトメガロ、淋菌クラミジア | 13,200円(税込) |
ホルモン | ◎ | (35歳以上対象)AMH、E2、LH、FSH、PRL | 9,350円(税込) |
なお、当日結果の出ない検査結果をふくめ、総合診断書は、後日に郵送となります。
【検査の内容と目的】
検査項目 | 検査内容など | 目的 |
---|---|---|
身体測定 | 身長・体重・BMI・腹囲 | 栄養状態、肥満度 |
血圧測定 | 低血圧・高血圧 | |
血液検査 | 赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマクリット、血小板 | 貧血、出血傾向など |
ヒドロキシビタミンⅮ | 骨粗鬆症のリスク | |
TSH FT4 | 甲状腺ホルモンの過不足の有無 | |
甲状腺超音波検査 ※ | 頚部に透明なゼリーを塗って行います | 甲状腺腫の有無 |
マンモグラフィー ※ (40歳以上) |
乳房のレントゲン撮影で、乳房を装置ではさみ乳腺を広げた状態で女性放射線技師が撮影します。 断乳後6か月後から受診できます。 |
乳がんの発見 |
乳腺超音波 ※ | 胸部に透明なゼリーを塗って女性検査技師が行います。 断乳後6か月後から受診できます。 |
乳がんの発見 |
子宮頸部細胞診 (子宮頸がん検診) ※ |
子宮の入り口部分をブラシで擦って、粘膜細胞を採取します。性行為の経験がある人が対象。 | 子宮頸がんの発見 |
HPVウイルス ※ | 子宮の入り口部分をブラシで擦って、粘膜細胞を採取します。性行為の経験がある人が対象。 | 子宮頸がんの原因ウイルスの有無 |
子宮体部細胞診 (子宮体がん検診) ※ (40歳以上) |
子宮の内部の細胞を採取します。 注:強い痛みを伴うことがあり、検査ができない場合があります。 |
子宮体がんの発見 |
経腟超音波 | エコーを膣内に挿入し子宮と卵巣の状態をみる | 子宮や子宮内膜、卵巣の形態の評価 |
淋菌・クラミジア ※ <オプション> |
膣の入り口のおりものを採取します。 | 子宮外妊娠や不妊の原因となることがある感染症 |
感染症 ※ <オプション> |
風疹、B型肝炎、C型肝炎、HIV、梅毒、サイトメガロウイルス、トキソプラズマ(血液検査) | 妊娠中に風疹にかかると赤ちゃんに先天性風疹症候群を起こすことがある。不妊の原因となることや妊娠・出産時の母子感染のリスクチェック。 |
女性ホルモン ※ <オプション> 35歳以上が望ましい |
AMH、E2、LH、FSH、PRL(血液検査) | 卵巣の予備能の目安や卵巣機能に関連するホルモンのチェック |
診察 | 婦人科医師がお体の状態や気になっている自覚症状を伺います。 当日中に結果がわかる検査の説明も行います。 |
|
問診・保健指導 | 保健師または看護師が受診の案内や日常生活について指導します。 |
※印の検査は結果判明が後日となります。
受診日 までに
- 専用の問診票にご記入をお願いします。
- 妊娠の可能性がある方、ペースメーカーを装着されている方は事前にご連絡をお願いします。
受診日当日の注意点
- 当日朝食は摂取可能です。内服薬がある方は、内服してください。
朝食摂取後、食事摂取はしないでください。水・白湯・お茶などの飲水は可能です。 - 生理中の方、直前に食事を誤って摂取された方は、受付時に必ずお申し付けください。
- 服装は着脱しやすい洋服でおこしください。