災害救護

各種訓練

平成28年度 長野県DMAT養成研修会が開催されました

「平成28年度 長野県DMAT養成研修」を開催

 平成29128日(土)~29日(日)、信州上田医療センターにて、県の委託事業として当院が主管事務局を務めた標記研修会が開催されました。県内のDMAT指定病院より32名の受講者(医師9名、看護師12名、業務調整員11名)が参加し、「CSCATTT」「トリアージ」「情報通信」等の講義の他、局地災害シミュレーション実習、現場救護所実戦訓練を行いました。2日間、大変タイトな研修でしたが、受講者全員無事修了し長野県DMAT隊員として県に登録されることとなりました。

 なお、当院からは次の3名が受講し、県DMAT隊員となりました。

当院受講者  医師  柳沢 直恵(外科医師)

         看護師  伊藤 博之(C3病棟 看護師)

         業務調整員  伊東 洋一(放射線科 医療技師)

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平成27年度 中部ブロックDMAT実働訓練

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 平成27年10月8日(日)~9日(月)にかけて福井県で行われた、中部ブロックDMAT実働訓練に参加しました。

 平成27年10月8日(日)午前7時に福井平野東縁断層帯の活動により、M7.6の地震が発生したとの想定で訓練が行われました。

 震源地の福井県他、近隣8県(長野県・富山県・石川県・山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)のDMAT約400名が参加しました。

 長野赤十字病院DMATは、参集拠点となる尼御前(SA)に参集後、福井空港に立ち上がった活動拠点本部に入り、土砂災害等で孤立した福井勝山総合病院の病院支援を行いました。

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長野県SCU設置運営訓練に参加しました

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平成27年10月31日・11月1日の2日間にわたり、信州まつもと空港においてSCUの設置及び運営に係る訓練が行われました。
※SCUとは、「Staging Care Unit」の略称で、大規模災害が発生し被災地内と外の間で傷病者を航空搬送する際に、空港などの搬送拠点に設置する臨時的医療施設です。SCUでは、傷病者の搬送までの間、安定化治療が行われます。

1日目は机上訓練を行い、2日目は実働訓練を行いました。
訓練に際し、想定した災害は「伊那谷断層地震 (M8.0)」「東南海・南海地震 (M9.0)」の2つでした。

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H27.10.3 大規模災害を想定した『院内災害救護訓練』を行いました。

 これまで、多数傷病者の受け入れ訓練を中心に実施してきましたが、本年度は直下地震により、病院自体に甚大な被害を受けたことを想定した院外退避訓練を中心に行いました。

・災害想定

 ☆長野盆地西縁活断層帯が震源と見られる最大震度6強の地震発生
 ☆当院施設に甚大な被害発生、ライフライン途絶状態
 ☆入院/外来患者及び職員等在院者全員院外退避せざるを得ない状況

・参加人員450人

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搬送動画はこちら

看護学校の記事はこちら

平成22年12月18日(土)に、災害救護訓練を行いました。

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「朝7時30分に長野市北部で震度6強の直下型地震が起こった」ことを想定として、約370人の職員が、受入れ準備から模擬患者の受入れ、治療までを訓練しました。
当院の訓練では初の試みとして長野県、長野市保健所、長野県災害派遣医療チーム(長野県DMAT)との連携まで含んだ対応を確認したほか、赤十字奉仕団による炊き出しや、被災者や遺族、職員の「心のケア」の訓練も行いました。

今回の訓練の結果
「大量患者受け入れシステム」では赤患者16人、黄色患者21人、緑患者81人を収容。
「増設赤エリア」では1時間で13人を受け入れ、DMATにより8人を搬出。

国内外の地震等災害のニュースなどで目にするとおり、『災害救護』といえば日本赤十字社と言っても過言ではなく、日本赤十字社法に業務として規定されています。特に、『救護班』による被災地での活動や「心のケア」、赤十字奉仕団の活動は日本赤十字社を象徴するものです。長野赤十字病院は、日本赤十字社の使命に基づき、地域の基幹病院として、住民の皆さまの医療的援助に全力を尽くして参ります。

災害救護訓練の詳細はこちら

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平成21年度 長野県総合防災訓練(伊那市) 参加報告

10/25(日)伊那市で開催された標記訓練に当院DMAT隊が参加しました。
『10/25早朝、伊那市周辺で震度6強の地震発生』を想定、県よりDMAT派遣要請があり、DMAT本部の伊那中央病院へ参集。我がチームはL-SCU(ローカルSCU:重傷者を県内病院へ航空機等で搬送する拠点)での活動を行いました。
寒い中での訓練でしたが、隊員皆頑張りました!

参加隊員の役割
  • 医師:県庁衛生部統括DMAT
  • 医師:治療班
  • 看護師:治療班
  • ロジ(業務調整員):統括部隊 ロジ責任者、搬入班

L-SCU扱い傷病者(9:00~13:00 伊那勤労者福祉センター体育館内)

受入傷病者数 24名
搬出傷病者数 18名(残り6名は時間切れにて処理できず)
搬出先、人数、搬送手段
長野日赤 4名(ヘリ搬送4名)
信大病院 9名(ヘリ搬送8名・救急車1名)
諏訪日赤 2名(ヘリ搬送1名・救急車1名)
飯田市立・伊那中央・諏訪マタニティークリニック 各1名(救急車)
治療班 活動の様子
治療班 活動の様子
L-SCU内
L-SCU内

長野市総合防災訓練に参加

3年に一度開催している長野市総合防災訓練が、9/6(日)に長野県消防学校で開催(市民、各機関等あわせ約2,000名参加)され、当院から日赤救護班第1班およびDMAT隊の計12名が参加した。
まず、本部長付けで参加された清澤院長に挨拶、激励を頂き、赤十字関係者(支部・救護隊・当院)結団式を行い、それぞれの活動に入った。救護班は、長野市保健所・更級医師会・厚生連篠ノ井病院と協働して、体育館内応急救護所で赤(重傷者)エリアを担当。DMAT隊は車両事故現場に向かい、消防の現場指揮所で状況説明を受け、車内で診察。車内から救出された傷病者をヘリポートまで救急車で搬送し、ドクヘリに搭乗させた。

日赤救護班

日赤救護班画像1  日赤救護班画像2
日赤救護班画像3  日赤救護班画像4

DMAT隊

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大規模災害に対応 長野県DMAT養成研修会を開催!

近隣災害発生:机上シミュレーション
近隣災害発生:机上シミュレーション
近隣災害発生:机上シミュレーション2
近隣災害発生:机上シミュレーション
近隣災害発生:机上シミュレーション3
近隣災害発生:机上シミュレーション
講義:長野県消防と医療の連携
講義:長野県消防と医療の連携
START法実習
START法実習
START法実習2
START法実習
SORT法実習
SORT法実習

長野県からの委託を受け3月20日、大規模災害時に被災地に駆け付け、災害医療に当たる「長野県災害派遣医療チーム(長野県DMAT=ディーマット)養成研修会を松本市の県松本合同庁舎で開催しました。県内10病院から医師や看護師ら26人が参加し、けがの程度に応じて治療・搬送の優先順位を決める「トリアージ」の実習訓練や災害医療の講義を受けました。

当院は、県から基幹災害医療センターの指定を受けており、県内10の地域災害医療センターの機能を強化するための訓練・研修の実施を求められているところから、本研修会の開催を受託したもので、県レベルのDMAT養成研修会は、全国的にもあまり行われていません。

DMAT活動については、DMAT隊員の養成は厚生労働省が行い、各県が隊員を有する病院と協定を締結(DMAT指定病院)した上で、県DMAT設置運営要領に基づいて行うこととなっています。また、医師・看護師・業務調整員5名を標準編成とする県DMAT隊は、厚労省が養成した日本DMAT隊員と県が養成した長野県DMAT隊員等で構成し、かつ、医師を含む過半数以上が日本DMAT隊員である必要があります。

県内の11指定病院には現在、101人の日本DMAT隊員がおり計18のチームがありますが、災害や大事故に備え、県DMAT活動に携わる人を早期に育成しようと、初めて企画したもので、長野県内のDMATインストラクターや県衛生部・松本広域消防局の絶大な支援を受けて26名の新長野県DMAT隊員を養成しました。なお、副次的効果として研修会を運営した方々の連携の輪も一層強まり、今後の県DMATの充実・強化に明るい期待が持てる研修会となりました。

化学テロ想定救護訓練を実施しました。

「11月26日(水)午前九時頃、長野市若里のビックハットにおいて何者かが、化学剤らしきものを散布し、多数の観客が負傷した。 要請を受けた病院長は、直ちにDMAT隊及び日赤救護班を現場に派遣し、消防・警察等と連携して救護活動に当たらせると共に、当院での傷病者受入に備えるよう発令した。」との想定で救護訓練を実施した。

この訓練は、国・県・市の共催による「長野県国民保護共同実動訓練」への参加に併せて、「診療稼働型傷病者受入訓練」を連動して実施したもので、想定に登場する「化学剤(今回はサリン)」や「テロ」などという単語は、私達の日常生活から少し遠い事柄として感じられますが、当院の使命として「災害時により多くの傷病者を救う」ための方策を検証し備えるため、発災現場のビッグハットと当院に於いて職員127名が多数傷病者の医療救護に参加し、また、傷病者役として救護される経験を貴重な学習の場にするため、看護専門学校の学生112名も参加して行ったもの。

発災現場には、当院DMAT隊と救護班が急行して、消防・警察・自衛隊等の機関と連携して医療救護活動(DMAT隊:救助された傷病者のトリアージと緑テントの管理。救護班:黄テントの運営と送出しのための搬送トリアージ。(赤テントは諏訪日赤DMAT隊が運営)を実施。安全区域で除染後の傷病者を救護しました。万一に備え、また全体の絵面から防護服・ゴーグル・マスクのPPEを装着したため、折角TVニュース・新聞などで紹介されても誰か判らないという問題も・・・。

近隣の消防本部から総動員された救急車によって当院に救急搬送された傷病者は、DMAT隊によってトリアージされて第1研修ホールなどで治療、入院となりましたが、視察した内閣官房からは、「今まで見たこともない、緊張感溢れる実戦的な素晴らしい訓練」と絶賛されました。

前回の平成20年2月23日(土)の訓練の成果を更に発展・定着化させた職員の皆様の活躍は素晴らしく、今後も万一に備え、基幹災害医療センターの名に恥じぬよう更に研鑽を積んでまいります。
(後日談:訓練翌日TVニュースで、インドのテロ事件を報道していました。その中で、「多数傷病者が運び込まれた病院は、パニック状態」というコメントが、非常に印象的でした。)

参考内閣官房 国民保護ポータルサイト

他機関と連携してのトリアージ
他機関と連携してのトリアージ
現地救護所(黄)
現地救護所(黄)
HP前トリアージ゙(受入)
HP前トリアージ゙(受入)
HP前トリアージエリア内
HP前トリアージエリア内
院内赤エリア(受入)
院内赤エリア(受入)
院内赤エリア
院内赤エリア
院内災害対策本部
院内災害対策本部
統監部視察(内閣官房副長官/日赤長野県支部長:知事/長野市長)
統監部視察 内閣官房副長官
日赤長野県支部長:知事/長野市長

平成19年度 災害救護訓練について

訓練の前提
  • 医療における「災害」は、【医療の需要】が【医療提供能力】を超えてしまうことと捉えられる
  • 対応策として、【医療の需要】を少なくするトリアージ・後方搬送など、システム的方策を実施する。また、【医療提供能力】を高めるために、現有能力のフル活用や院外からの応援を求めるなど災害対策本部機能の充実・強化を図らねばならない。
  • そこで、『災害対策マニュアル』を作成し、有事にできるだけ多くの傷病者を救えるよう訓練を行う。
訓練の目的
大規模災害発生時に、災害拠点病院として地域住民の期待に応えられるよう災害時における各自・各部署の役割分担を確認し、当院の救護体制を確立する。
今回の訓練の主な目標
  1. 災害時救護活動の拠り所である『災害対策マニュアル』の信頼性を高めるための検証。
    訓練実施要綱に訓練目標(検証の指標)を掲げ、現行マニュアルに記載のない事柄や昨年度の訓練から生まれた修正案も試行する。訓練実施後、検証し災害対策マニュアルの修正を行う。
  2. 職員個々の災害対応力の向上。
    マニュアルによる教育方式の欠点は、その行動の意味まで伝えられないことであり、マニュアルの想定外の事象に対応できない恐れがあることである。災害時に何のために、何をするか理解していれば想定外の事象に適切に対応できる。(逆説的にいえば、不測の事態が生じるのが「災害」である。
    昨年度のシナリオ開示型による「流れを確認する」訓練を踏まえ、シナリオを明かさないで、各自が「考える」訓練を行うことで、災害対応力の向上が期待できる。
  3. 災害対策本部の機能強化。
    災害救護活動の全体をコントロールすることで、救護の質・量を高められるという観点から、シナリオのない訓練の実施と共に、行政や県内の災害拠点病院および一部報道機関の訓練参加を仰ぎ、報告・要請・回答などを行って災対本部の機能強化を目指す。
特徴的な訓練項目等
  • 冬季の多数傷病者受入訓練である。(協力:長野市消防局)
  • 県内他災害拠点病院のDMAT 隊の受入訓練を行う。(協力:長野県衛生部、県内災害拠点病院)
    災害拠点病院の視察参加も行い、県的な災害救護体制強化の一助となることを期待している。
  • 非常用の炊出し訓練を行う。(協力:長野市赤十字奉仕団)

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