研修医ブログ
- 長野赤十字病院研修医・後期研修医のブログです。
在籍中の研修医の紹介、勉強会の案内、病院見学の案内などの情報を掲載していきます。 - 旧「研修医ブログ」はこちら
研修医症例発表会が開催されました!
研修医2年目のNです。当院では毎年「研修医症例発表会」というものが開催されます。今年の2年生の症例発表会が1月31日に開催されました。
形式は学会発表と全く同じで、6分間のスライド発表+3分間の質疑応答が行われます。厳正なる審査の結果、最も優れた発表をした研修医には院長賞が授与されます(QUOカードもいただけるとか)。
2年間で何度も学会発表を経験してきた研修医が何人もいる当院。その中で、地方会で奨励賞や優秀賞を受賞した発表も少なくありません。かくいう私の発表も、呼吸器学会関東地方会で最優秀賞を受賞した症例報告の流用です。
「院長賞?余裕っすわ。」
そう思っていましたが...。
「今年の院長賞は、T先生の"先天性下眼瞼睫毛内反症手術に併用する内眥形成術の開眼効果についての検討"です!おめでとうございます!!」
まじか...。地方会で最優秀賞取っていても院長賞もらえないって、どんだけレベル高い発表会なの...(あと、一例報告じゃなくて複数例の検討ってすごい...)。
たかが院内発表会、と侮るなかれでした。どの発表も素晴らしく、もはや総会レベルの発表会でしょう。改めて、当院の症例の豊富さを痛感しました。
3月には1年生の症例発表会もあります。楽しみですね!
日本内科学会地方会で奨励賞を受賞しました!
こんにちは、研修医1年目のMです。
10月に新潟で日本内科学会の信越地方会がありました。研修医を中心に学生や若手の先生が主に発表していて、僕のような初心者でも発表しやすい学会でした。
僕は血液内科での一例を発表しました。NUP98-HOXA9変異という非常に珍しい変異の白血病でした。その方は研修医になって初めて受け持った患者さんで、右も左もわからないような僕に何度も採血をやらせてくれたり、色々な話を聞かせてくれたりと思い入れの強い方でした。
そういった患者さんだったので、学会で発表しないかと提案をいただいた際は快諾させていただきました。しかし、ここからが苦労の連続でした。パワポの使い方はわからない、珍しい症例なので論文は見つからないと毎日頭を抱えていました。指導医のI先生に初めてスライドを見せた際に原型が残らなかったのをよく覚えています。つらかった・・・
お忙しい中、I先生は何度も僕のスライドを見てくださり、やっとのことで形にすることが出来ました。I先生だけでなく、血液内科の先生方の前でも予行練習をして多くのアドバイスをいただきました。その甲斐あっていいスライドにできたと思います。
本番の発表は緊張であまり記憶にないですがI先生はいい発表だったと言ってくれました。しかも奨励賞を受賞することが出来ました!発表終わりの新潟の寿司も最高でした。何度も苦しみましたが、今後に繋がるような貴重な経験でした。I先生をはじめ、ご指導いただいた先生には感謝の思いしかありません。
全国赤十字病院スポーツ大会の結果は・・・
こんにちは。研修医2年目のSです。
まずは前回K.O.先生が書いてくれたブログをお読みください(^^)
10月28日(土)、29日(日)に硬式テニスと卓球で全国大会に行ってきました!!
今年の会場は岐阜メモリアルセンター。国際大会も開催されることのある立派な競技場です。
私は硬式テニスに参加させていただきました。団体戦で男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルスの3本制です。メンバーは臨床工学技士、看護師、薬剤師、検査技師、研修医と多職種にわたります。
コロナの影響で大学5、6年生時の東医体は中止だったので、テニスの試合は約4年ぶり。秋晴れの空のもと、楽しみながら懸命に戦いました。
気になる結果は・・・全国第3位!わーい!
来年は当院を離れますが、専攻医で戻ってこれたら優勝を目指したいです。
卓球部は惜しくも予選リーグ敗退。しかし中部ブロックの決勝で戦った相手と再度対戦、見事勝利しリベンジを果たしたそうです。スキマ時間には岐阜城に観光に行ったのだとか。行き帰りのバスの中でも笑いが耐えなくて本当に仲良しです!
競技の他にも、1日目の夜はレセプションがありました。参加病院は、北は釧路赤十字病院から、南は沖縄赤十字病院まで。一堂に集まり、ものすごい人数でした。いくつかの病院からは余興もあってとても楽しかったです。ちなみに来年の全国大会は熊本県で開催予定だそうです。
研修医になってからもスポーツ続けたいな、と考えている方、大歓迎です。活躍できる場がきっとあります。是非、研修の息抜きに一緒に汗を流しましょう。お待ちしています!
中部ブロック赤十字スポーツ大会に参加しました
こんにちは、研修医1年目のK.O.です。
愛知県で中部ブロック赤十字スポーツ大会がありました。
4年ほどコロナで開催されず久しぶりに開催だったみたいで、先生方は盛り上がっていました!
愛知までみんなでバスで向かって学生時代を思い出しました。
野球、フットサル、バスケ、バレー、硬式テニス、卓球が出場し、奮闘の結果、
硬式テニス 優勝
卓球 準優勝
で全国大会に行けることが決まりました!
快晴の中普段の仕事を忘れ、みんな楽しそうでした!
職種関係なく楽しめて、他の病院の方とも関わることができ、新しい出会いなどあり和気藹々としていてとても楽しく、貴重な時間でした!
仕事中ではわからない人柄などを知ることができて面白く、その後の仕事もやりやすくなっています!
長野赤十字での研修を考えている皆さんも是非来て、仕事だけじゃなくプライベートも満喫しましょう!
研修医症例発表会での症例報告が呼吸器学会関東地方会で優秀賞を受賞しました!
はじめまして、研修医2年目のT・Kです。今回は当院の研修の名物である研修医症例発表会について紹介します。
当院では1年に1回、年度末に研修医症例発表会があります。研修医全員が学会形式で症例報告と質疑応答を行います。
僕は研修医1年目で学会発表の経験がなく、どの症例を発表しようかと悩んでいましたが、12月の呼吸器内科研修の際に指導医のY先生に相談し、「アテゾリズマブ投与後に血球貪食症候群をきたした肺腺癌の2例」について発表することになりました。
発表会に向け、初めてY先生にスライドを見ていただいたときに、ほとんど1からやり直しになり落ち込んだのを覚えています。しかし、その後、Y先生は何度も何度もスライドのチェックをしてくださり、たくさんのアドバイスをいただき、何とか本番を迎えることができました。呼吸器内科の先生方には予行練習の際に様々なご意見をいただき、血液内科の先生方にもご相談し、アドバイスをいただきました。
迎えた発表本番、たくさん噛みながらも何とか発表を終えました。しかし、質疑応答で血液内科の先生方の質問に答えられず、ここでもY先生の力を借りてしまいました。そんな発表でもY先生は、たくさん褒めてくださり、心から感謝すると同時にうまく発表ができなかった自分の不甲斐なさを痛感しました。
そして、4月に結果発表があり、なんと院長賞を受賞することができました。まさか受賞できるとは思ってもいなかったので、すごく驚きました。何よりお世話になったY先生に良い結果を報告できたことが1番嬉しかったです。
5月には呼吸器学会で発表することになりました。これに向けてY先生と更に発表内容を修正し、本番を迎えました。初めての学会発表で大変緊張していましたが、指導医のY先生、部長のK先生もわざわざ東京の会場に来てくださり、安心してたくさん噛みながら発表を終えました。そしてびっくり!優秀賞を受賞することができました。
一連の経験を通して学会発表の大切さと難しさを学びました。最後まで支えていただいたY先生をはじめ、呼吸器内科の先生方には大変感謝しております。この経験を今後に生かし、積極的に学会発表に挑戦してみたいと思います。