診療科・部門
リンパ浮腫外来

リンパ浮腫の多くは、がんの手術でわきの下や足の付け根のリンパ節を切除したり、放射線治療によりリンパ管が細くなったり途切れたりすることが原因で発症し、リンパ液の流れが悪くなり、リンパ液が皮下にたまる状態です。

当院のリンパ浮腫治療は、子宮悪性腫瘍、子宮付属器悪性腫瘍、前立腺悪性腫瘍、腋窩郭清を伴う乳腺悪性腫瘍に対する手術等のあとのリンパ浮腫を対象とさせていただいています。(婦人科疾患については、原則として当院で治療を受けた方が対象です。)

安全にリンパ浮腫治療を提供するために、原疾患の診療科の医師による診察と超音波等の検査を行ったうえで、看護師・理学療法士・作業療法士・検査技師がチームでケアを行うことを基本にしています。主なケアは複合的理学療法(スキンケア・医療徒手リンパドレナージ・圧迫療法・運動療法)とセルフケア指導です。治療当初は専門知識と技術を習得したスタッフがケアを行いますが、基本的には患者さんご自身がご自宅でセルフケアできることを目的としています。

予約・お問い合わせ

TEL 026-226-4131(代表)