診療科・部門
救命救急センター

概要

1981年より救命救急センターとして、長野市およびその近隣地域を中心とした北信地方の3次救急医療を担っている。また同時に長野市医療圏の2次救急も受け持っている。

救急専従医(救命救急センター・救急部医師)および救急協力医(一般診療科医師)を中心に、救急車の搬送依頼を断らない診療を目指している。2022年の救急車応需率は98.2%だった。

診療体制

平日夜間休日を問わず、基本的に救急専従医8名が交替で救急外来に常駐し、救急隊からの収容依頼電話を直接受けて初期診療を行っている。さらに救急協力医および救急外来担当医(一般診療科医師・研修医)が必要に応じて各専門科の拘束医と連絡を取り合って診療を行っている。
これ以外に、救急車で搬送が必要な患者連絡を医師から直接受ける救急ホットライン(救急科医師が24時間対応)・おもに脳卒中患者を受ける脳神経ホットライン(神経内科および脳外科医師が24時間対応)・心疾患患者を受ける循環器ホットライン(循環器内科および心臓血管外科医師が24時間対応)がある。
全専門科が24時間拘束体制をとっており、緊急手術や血管内操作(心血管、脳血管)、血液浄化等専門医療が可能である。なお看護師は24時間交替制で、救急専任看護師が対応している。

診療実績

入院患者数(人)

疾患EICUHCU
虚血性心疾患6622
急性大動脈解離247
脳梗塞26161
脳出血1183
クモ膜下出血255
心肺停止90
敗血症(+MODS)42156
頭部外傷1585
多発外傷1440
その他の外傷1882
心不全2475
肺炎・呼吸不全847
急性薬物中毒285
汎発性腹膜炎910
胸or腹部大動脈瘤75
熱傷36
血糖異常022
痙攣234
消化管出血649
腎不全414
アナフィラキシー017
胆道炎02
電解質失調230
熱中症・低体温314
その他29155
総数3491,206
(2022年1月~2022年12月)

救急患者数(人)

救急車搬送数7,419(応需率98.2%)
ドクターヘリ搬送数(再掲)79
Walk in 患者数8,871
(2022年1月~2022年12月)