診療科・部門
救命救急センター

診療の特色

救命救急センターは3次救急患者の収容施設であり、急性心筋梗塞やクモ膜下出血、脳梗塞等の時間を争う重症内因性疾患、さらに多発外傷や重症熱傷患者の診療にあたっています。
外来部門として救急外来があり、ここで初期診療を行います。入院が必要と判断した患者は、重症度に応じて入院部門であるEICU・HCU・ECUに入院させます。複数の科にまたがる疾患や外傷が多く、各科と連携して治療を行います。
救急科専従医のほかに、救急協力医として14名の医師が救命救急センターの兼任医として救急医療に従事しています。診療体制平日夜間休日を問わず、基本的に救急専従医11名が交替で救急外来に常駐し、救急隊からの収容依頼電話を直接受けて初期診療を行っています。さらに救急協力医および救急外来担当医(一般診療科医師・研修医)が必要に応じて各専門科の拘束医と連絡を取り合って診療を行っています。


これ以外に、救急車で搬送が必要な患者連絡を診療所医師から直接受ける救急ホットライン(病院の医師からの転院依頼等は地域連携室に連絡してください)、脳卒中患者を受ける脳神経ホットライン、心疾患患者を受ける循環器ホットライン、母体疾患を受ける母体搬送ホットライン、子どもの救急を受ける小児救急ホットラインがあり、これら五つのホットラインは24時間専門医が対応いたします。全専門科が24時間拘束体制をとっており、緊急手術や血管内操作(心血管、脳血管)、血液浄化等専門医療が可能です。なお看護師は24時間交替制で、救急専任看護師が対応しています。

診療実績

救急外来患者数17,800人
ドクターヘリ搬送患者数56人
救急車応需率99.5%
救急車搬送患者数救急8,243人
入院患者総数5,229人
(2023年)

スタッフ紹介

岩下 具美 (いわした ともみ)
役職:
救命救急センター長 兼 第一救急部長
専門分野:
救急医療一般
卒業年:
平成3年卒
資格等:
日本救急医学会専門医・指導医、日本集中治療医学会専門医、日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医・指導医、麻酔科標榜医、日本高気圧環境・潜水医学会専門医、日本蘇生医学会指導医、日本航空医療学会認定指導医、社会医学系専門医・指導医
栁谷 信之 (やなぎや のぶゆき)
役職:
第二救急部長
専門分野:
救急医療一般
卒業年:
昭和61年卒
資格等:
日本救急医学会専門医、社会医学系専門医、インフェクションコントロールドクター(ICD)、日本DMATインストラクター
三山 浩 (みやま ひろし)
役職:
副部長(第一救急部)
専門分野:
救急科、脳神経外科
卒業年:
平成5年卒
資格等:
脳神経外科専門医、脳神経外傷学会認定指導医、救急科専門医、社会医学指導医、長野県メディカルコントロール事後検証医
岡田 まゆみ (おかだ まゆみ)
役職:
副部長(第一救急部)
専門分野:
小児科、救急科
卒業年:
平成13年卒
資格等:
日本小児科学会専門医、日本救急医学会専門医
森 幸太郎 (もり こうたろう)
役職:
副部長(第一救急部)
専門分野:
救急科
卒業年:
平成23年卒
資格等:
日本救急医学会専門医
髙橋 詩乃 (たかはし しの)
役職:
医師(第一救急部)
専門分野:
救急科
卒業年:
平成26年卒
資格等:
日本救急医学会専門医
岡野 景子 (おかの けいこ)
役職:
医師(第一救急部)
専門分野:
救急
卒業年:
平成29年卒
資格等:
日本救急医学会専門医
柳沢 圭 (やなぎさわ けい)
役職:
医師(第一救急部)
専門分野:
救急
卒業年:
平成31年卒
岨手 善久 (そで よしひさ)
役職:
医師(第一救急部)
専門分野:
救急医療一般
卒業年:
昭和54年卒
資格等:
日本救急医学会専門医