診療科・部門
糖尿病・内分泌内科

概要

当科では、糖尿病をはじめとする代謝疾患および甲状腺や副腎などの内分泌疾患の診療を行っています。
また、糖尿病ケトアシドーシスや高血糖高浸透圧症候群、低血糖昏睡、重症電解質異常、内分泌クリーゼなど、意識障害を呈する病態の急性期治療、妊娠糖尿病などの周産期医療、がん化学療法時の特殊条件下の糖尿病(ステロイド糖尿病)などの急性期医療にも対応しています。

診療の特色

糖尿病・内分泌内科では、糖尿病、内分泌代謝疾患、動脈硬化性疾患の診療を専門的に行っています。2026年4月現在、3名の医師が対応しています。

糖尿病領域

  1. 糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群、低血糖昏睡などの急性期合併症の診断治療
  2. インスリンおよびGLP-1製剤の在宅自己注射療法の導入
  3. 術前血糖マネジメント
  4. 妊婦の糖代謝異常の治療(妊娠糖尿病、妊娠中の明らかな糖尿病、糖尿病合併妊娠)
  5. 糖尿病療養指導に重点を置いた糖尿病パス入院

を行っています。糖尿病パス入院については、2018年4月よりクリニカルパスを導入し、その人のライフスタイルに合わせた治療選択が可能となっています。

持続皮下血糖測定(CGMS)やフラッシュグルコースモニタリング(FGM)による詳細な血糖変動解析、および、1型糖尿病症例における持続皮下インスリン注入療法(CSII)、SAP(Sensor-Augmented Pump)療法などを積極的に導入しています。また、他診療科入院中の周術期血糖管理、シックデイ(感染症、化学療法)対応なども担っています。

内分泌代謝領域

  1. 重症電解質異常や内分泌クリーゼなどの急性期病態の診断治療
  2. 内分泌疾患を合併した妊娠の管理

を中心に、急性期病態から一般内分泌疾患まで幅広く取り扱っています。難治性バセドウ病に対する放射線アイソトープ治療は、原則外来治療です。原発性アルドステロン症に対する副腎静脈サンプリング(放射線科と合同)は、1泊2日入院で行っています。

内分泌疾患は気付かれないまま放置されていることが多く、正確な診断のために検査入院が必要な場合があります。外科的治療が必要な場合は、脳神経外科、泌尿器科、乳腺甲状腺外科、消化器外科などと連携して治療にあたります。

動脈硬化性疾患については、

  1. 原発性、続発性脂質異常症の診断治療
  2. 二次性高血圧症の診断治療
  3. 家族性高コレステロール血症(FH)の診断治療

を行っています。

診療実績

令和6年度令和7年度
外来患者数初診621人656人
延べ数10,416人10,575人
新入院患者数239人266人

2025年1月~12月 診療実績(疾患別)

糖尿病分野1型糖尿病5
2型糖尿病107
膵性糖尿病7
低血糖4
糖尿病ケトアシドーシス(ケトーシスを含む)20
内分泌分野下垂体疾患12
甲状腺疾患3
原発性アルドステロン症(疑い例、副腎静脈サンプリング含む)27
原発性副腎皮質機能低下症(疑い例を含む)8
クッシング症候群(疑い例を含む)7
褐色細胞腫・パラガングリオーマ(疑い例を含む)2
副腎腫瘍1
インスリノーマ1
電解質異常6
その他一般内科疾患、救急疾患(糖尿病・内分泌疾患のシックデイを含む)69
合計279

スタッフ紹介

河合 裕子 (かわい ゆうこ)
役職:
部長(糖尿病・内分泌内科)
専門分野:
糖尿病・内分泌内科
卒業年:
平成22年卒
資格等:
日本糖尿病学会専門医
日本内分泌学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本内分泌学会内分泌代謝指導医
日本内科学会認定医
内分泌代謝糖尿病内科領域専門研修指導医
久保田 諭史 (くぼた さとし)
役職:
副部長(糖尿病・内分泌内科)
専門分野:
糖尿病・内分泌内科
卒業年:
平成28年卒
資格等:
日本専門医機構認定内分泌代謝糖尿病内科領域専門医・指導医
日本糖尿病学会専門医
日本肥満学会専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本専門医機構認定内科専門医
医師卒後教育ワークショップ終了
田中 博貴 (たなか ひろき)
役職:
医師(糖尿病・内分泌内科)
専門分野:
糖尿病・内分泌内科
卒業年:
平成30年卒
資格等:
日本専門医機構認定内科専門医
日本専門医機構認定内分泌代謝糖尿病内科領域専門医

診療担当一覧

原則予約制

 
初診河合 裕子
14:00~
田中 博貴
14:00~
久保田 諭史  
再診AM久保田 諭史河合 裕子田中 博貴久保田 諭史河合 裕子
PM田中 博貴