内科専門研修プログラム （定員 7 名）

本プログラムでは各内科専門領域をくまなく網羅し、総合内科専門医 31 名（内科学会指導医 24 名）と 13 領域すべての専門医が在籍し豊富な症例と手技を経験できます。

また、本プログラムは 2 年目にはサブスペシャリティーの研修に専念することを基本としていますが、まだサブスペシャリティーを決めきれず幅広く内科を勉強したい先生にも対応できる内容となっています。

指導医をはじめ 60 余名の内科医が一丸となって、内科学会が求める真の内科専門医が養成できるように工夫したプログラムとなっていますので、ぜひ一度説明会を聞きにお越しください。

外科専門研修プログラム （定員 2 名）

本プログラムは、外科領域の診療にかかわる最新の知識・テクニック・スキルを習得し実践できる日本外科学会の外科専門医の取得を目的としています。

当院は地域の基幹病院として豊富な症例を有し、各領域の専門医・指導医が多数そろっています。外科専門医の取得に必要な消化器外科、乳腺内分泌外科、呼吸器外科、小児外科、心臓血管外科すべての領域の研修を行い、診断、手術適応判断、手術および術前後の管理・処置、合併症対策など、一般外科医療に関する標準的な知識とスキルを十分に修得することができます。プロフェッショナルとしての態度を身に付け地域医療を担うことのできる医師を目指していただきます。基本となる外科専門医取得後の外科サブスペシャルティ領域の専門医取得を見据えた研修も可能です。当院の外科専門研修を終えて外科専門医を取得した Y 先生は、3 年間の専門研修期間中に外科専門医取得に必要な 120 件をはるかに超える 503 件の手術を術者として執刀してくれました。

救急科専門研修プログラム（定員 3 名）

本プログラムでは、重症度・緊急度を考慮した Generalist の育成を目的とします。

当院は、長野県北部を管轄する救命救急センターです。救急外来では、年間救急車搬送8,446 件（県内１位）と walk in 9,414 例（2023 年度）ほどを応需し、様々な病態（内因・外因・軽症・重症・小児・高齢者・精神）がバランスよく来院されています。

3 年間の研修では、救急初期診療（ER）・集中治療管理（ICU）はもちろんですが、病院搬送前の診療（ドクターカー）・災害時の医療（DMAT など）・院内急変時の対応（RRS）も習得します。また、消防・医療機関との連携（メディカルコントール）や医療従事者/一般市民の方への救命・救護処置の啓発（蘇生法などのシミュレーション）により地域住民の蘇生率・社会復帰率の向上についても学習します。1 年間は救急科における専門性（acute care surgeon, flight doctor, intensivist など）を研鑽する期間としています。診療体制はチーム制でシフト勤務であり、work–life balance もしっかりしています。

是非、説明会に来て下さい。