いかなる状況下でも、人間のいのちと健康を守ります
赤十字の使命のもと、地域でも活動しています
長野赤十字では、「救急法」「幼児安全法」「健康生活支援講習」の赤十字の指導員や講師の資格取得を支援しています。資格取得者は講習会活動を通じて地域で活躍しています。
救急法
日常生活における事故防止や手当の基本、心臓マッサージや人工呼吸の方法、AED(自動体外式除細動器)の使い方、止血の仕方、包帯の使い方、骨折などの場合の固定、災害時の心得などを学ぶ講習です。心臓マッサージ練習用の人形や、三角布、AEDなどを使いながら、受講生と一緒に体を動かしています。受講生の真剣に取り組む姿を見て、私達も身が引き締まる思いです。
幼児安全法
子どもを大切に育てるために、乳・幼児期に起こりやすい事故の予防とその手当、かかりやす病気と発熱・けいれんなどの症状に対する手当などを学ぶ講習です。かわいい我が子の命を守りたいママさん、子どもと関わることの多い保育士や子育てボランティア等が熱心に受講されています。子どもへの愛と思いやりに満ちた、真剣だけれど温かい講習会です。
健康生活支援講習
誰もが迎える高齢期を健やかに生きるために必要な、健康増進の知識や高齢者の支援・自立に向け役立つ介護技術を学ぶ講習です。近年は、認知症についてや、災害時の避難所で気を付けること等の講習の依頼が増えています。お年寄りも多く参加されており、その方達から地域の実情や生活の知恵を教えていただくことも多く、私達も学びの機会になっています。