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研修医ブログ

研修医日記

前回ご紹介にあずかりました、一年次研修医の廣瀬です。
私事で大変恐縮してしまいますが、先月の結婚式では同期だけでなく多くの方にお祝いしていただけまして・・・ありがたい限りです♡

さて、気が付いたらもう年度末です。早いものですね。
スーパーでもラインナップがころころ変わり、チョコレートから雛あられに、そしてホワイトデー特集になり、そのうち苺を使った商品が出始めるのでしょうか。
この1年、私たちも初期研修医としてころころと研修科を変えながら、患者さんに向き合い様々な経験や成長?をしてきました。

最近のブログでは、遊ん…仲が良いことが前面にアピールされていたので、今回は長野赤十字病院での研修に多少なり興味を持ってくれている医学生の皆さんも見てくれていると思って、初期研修医のローテーション研修についてつらつらと書いてみます。

研修医が2年間の中で1~2ヶ月ずつをかけて各科を回るスーパーローテートでの研修。
これが2004年頃から実装化され、この制度によるメリットデメリットはもう出尽くした感さえあります。そのデメリットを少しでも解消しようと、研修先の病院は常に創意を凝らしています。
研修先の病院のプログラムによって、ローテーションする研修科が予め枠組み作られていることもあれば、自分から希望し形作っていくこともあります。
長野赤十字病院は2年間の研修期間のうちに、内科6ヶ月、外科2ヶ月、救急3ヶ月、麻酔科1ヶ月、地域医療1ヶ月、小児科1ヶ月、産婦人科1ヶ月、精神科1ヶ月、総合診療科2ヶ月を必修科目として、残り6ヶ月を選択研修科目として履修できるようになっています。
たすきがけになると、選択必修科目の種類や期間など、話は少し変わってきますね。

何にせよ、研修科を決めていくのは、楽しい反面、なかなかどうして難しいです。
志望科が決まっている人もそうでない人も、それぞれ悩む理由が異なっていて、学びたいことは多くあれど正直時間が足りません。

1年間ともに研修するとだんだんと同期のキャラクターも見えてきて、キラキラしていたり、黙々と勉強していたり、くたくたになっていたり…。
そんな同期にどうやって選択科を決めたか聞いてみました。
内科志望だから必修の6ヶ月だけでなく全内科を回ったり…。心臓血管外科志望だから、循環器内科や全身管理を必要とする科を選択したり…。救急科志望だから、初期対応を学べる科を選択したり…。研修していくにつれ興味が湧く疾患が出来たり…。QOLを目指したり…。はたまた、志望科は未定なまま、内科を回って、外科も回って、救急も回って…。

何科を回るとbetterかは人によって異なります。その選択が人生を左右することもあります。悩んで当然ですね。まあ、何科を回っていても結局は自分の頑張り次第という訳です…。
それでも!研修する自分をイメージしながら学生時代を過ごせると、少し将来が楽しくなったりもするんじゃないでしょうか。

一緒に悩みながら、相談しながら、刺激のある研修医生活を希望するのであれば、ぜひ長野赤十字病院に来てみてください!3月はなにかと慌ただしい時期ではありますが、随時見学は受け付けています。研修医一同、いつでもお待ちしています!

真面目に書いて!と依頼され、面白みゼロの文章になってしまいました…。
次回の更新は、研修医症例発表会について、今回以上に真面目に書いてくれると噂のイケメンN先生におまかせです!