縫合コンテストに参加しました
はじめまして、研修医1年目のNです!
6月1日に信州大学形成外科主催の縫合コンテストが開催されました。
この縫合コンテストは今年で3回目の開催となり、長野県の様々な病院から研修医が集まり縫合の腕を競うものです。年々参加人数が増えているらしく、今年はなんと長野県の北から南まで17組(34人)の参加でした!長野日赤からも1年目研修医5組(10人)が参加しました!このコンテストのために、当院の研修医は形成外科の先生方に速くきれいに縫合するコツを伝授していただき、日々練習を重ねてきました。
ルールはペアで皮膚モデルの真皮縫合5針、表皮縫合8針を15分以内に行い、速さ、出来栄え、糸の残りの長さ、手技で点数がつき、2回の試技の合計点で順位が決定されます。(ちなみに上位3チーム+αには豪華景品あり!)
会場に着くと、参加する研修医が続々と集まり、練習とはまた違った雰囲気で緊張感が高まってきました。
研修医による選手宣誓が終わったら、いよいよ本番!
大勢の審査員に囲まれ、緊張で持針器を持つ手が震えて、針がうまく持てないというハプニングも・・・他のチームの手技のスピードがとにかく速く、次々と試技を終えているのを目にして焦ってしまいました。Nのペアの1回戦目の結果は5位!スピードでは他チームを上回るのは難しいと思い、2回戦目は出来栄えを極めて順位を上げることを目標として臨みました。1回戦目よりも出来栄え点が上がり、糸の長さもだいぶ節約できました!2回戦目の結果は・・・なんと1位!これなら総合順位でも1位をねらえるかも?と祈りながら結果発表を待ち、結果は・・・
2位!1位チームには速さで差をつけられてしまい、嬉しくも悔しい結果となりましたが、同期と同じ目標に向かって日々切磋琢磨し合いながら練習できたことはいい思い出となりました。
私はまだ救急外来で縫合をした経験はないですが、準夜勤務が始まった5月からすでに縫合を経験した同期もいます。救急ローテの時にも形成外科外来で先生方に指導していただけたりと、当院では縫合のプロに教わる機会や実際に研修医が縫合する機会は多いです!縫合がうまくなりたいと思っている学生の皆さん、ぜひ長野日赤での研修に興味を持っていただけると嬉しいです!