アピアランスケアについて
アピアランスとは「appearance = 外観・外見」、ケアとは「care = 手当・世話・ケア」をするという意味です。また、アピアランスケアは【その人らしく生きることをサポートすること】と定義されています(国立がん研究センター中央病院アピアランス支援センター)。治療による見た目の変化(手術の傷跡・脱毛・肌の黒ずみ等)によって、旅行などに行くのをためらわれたり、人に会うのがおっくうになったりする時に、「治療のためだから仕方がない」と思われるかもしれません。しかし、ちょっとした工夫で、治療中も自分らしく生活することができます。少しでも気持ちが前向きになれるように、一緒に考えていきたいと思います。
- 抗がん剤治療による外見の変化への対応
- ウィッグや爪・皮膚のケアについて
- 乳がん手術後の下着や人工乳房について
などのご相談に対応いたします。
陽だまりスケッチ「アピアランスケア特集」
- 陽だまりスケッチ24号「抗がん剤治療による副作用【脱毛】について」(2021年7月発行)
- 陽だまりスケッチ25号「抗がん剤治療による副作用【皮膚の変化】について」(2021年11月発行)
- 陽だまりスケッチ26号「抗がん剤治療による副作用【爪の変化】について」(2022年3月発行)
タオル帽子のご紹介
がんサポートセンター内で、これからがん治療を始める方、現在がん治療中の方を対象に手作り帽子をさしあげています!
手作り帽子は、サロン陽だまりのボランティアさんが心を込めて作って下さったものです。

栄養相談について
病気や治療に伴う味覚障害、食欲低下、飲み込みにくさ、食事の上で注意した方がよい点など、栄養士と連携して相談に対応します。パンフレットや、栄養補助食品の紹介も行います。
- 食欲不振
- 体重減少
- 味覚障害について
などの内容について、栄養士と直接相談することができます。
関連情報:国立がん研究センター東病院「CHEER!」(レシピ集)
お金に関すること
高額療養費制度、傷病手当金、障害年金、介護保険、生活費など医療ソーシャルワーカーがご相談をお受けします。
在宅療養について
自宅での療養が大変になってきた時、介護保険・訪問診療・訪問看護などの支援があります。地域医療機関、介護・福祉と連携し、在宅療養のお手伝いをいたします。