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研修医ブログ

日本内科学会地方会で奨励賞を受賞しました!

こんにちは、研修医1年目のMです。

10月に新潟で日本内科学会の信越地方会がありました。研修医を中心に学生や若手の先生が主に発表していて、僕のような初心者でも発表しやすい学会でした。

僕は血液内科での一例を発表しました。NUP98-HOXA9変異という非常に珍しい変異の白血病でした。その方は研修医になって初めて受け持った患者さんで、右も左もわからないような僕に何度も採血をやらせてくれたり、色々な話を聞かせてくれたりと思い入れの強い方でした。

そういった患者さんだったので、学会で発表しないかと提案をいただいた際は快諾させていただきました。しかし、ここからが苦労の連続でした。パワポの使い方はわからない、珍しい症例なので論文は見つからないと毎日頭を抱えていました。指導医のI先生に初めてスライドを見せた際に原型が残らなかったのをよく覚えています。つらかった・・・

お忙しい中、I先生は何度も僕のスライドを見てくださり、やっとのことで形にすることが出来ました。I先生だけでなく、血液内科の先生方の前でも予行練習をして多くのアドバイスをいただきました。その甲斐あっていいスライドにできたと思います。

本番の発表は緊張であまり記憶にないですがI先生はいい発表だったと言ってくれました。しかも奨励賞を受賞することが出来ました!発表終わりの新潟の寿司も最高でした。何度も苦しみましたが、今後に繋がるような貴重な経験でした。I先生をはじめ、ご指導いただいた先生には感謝の思いしかありません。