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研修医ブログ

内科学会ことはじめ2026にて優秀演題賞を受賞しました

こんにちは。長野赤十字病院で初期研修を行い、現在医師3年目・消化器内科専攻医のSです。

2026年4月に日本内科学会総会において「医学生・研修医・専攻医の内科学 ことはじめ2026」があり、私はそこで消化器内科で経験した症例を発表し、優秀演題賞を受賞しました。肝臓に生じた巨大な腫瘤で当初肝生検の結果からIgG4関連炎症性偽腫瘍が考えられましたが経過で腫瘤の増大を認めたため、診断加療目的に外科的切除を施行し、最終的に脂肪肉腫と診断した症例でした。脂肪肉腫が肝腫瘤として発見されることや、脂肪肉腫がIgG4関連炎症性偽腫瘍を擬態することは稀であり、非常に示唆に富む症例でした。また消化器内科、消化器外科、病理部、放射線科が密に連携して診断、治療に至った症例であり、当院の総合力を反映するような症例と考えられました。

私自身消化器内科を志望していたこともあり、消化器内科の指導医の先生から学会で発表しないかという提案をいただいた際は快諾しました。そこからは発表資料の作成に苦慮しました。特に8ヶ月にわたる長い経過であったため、いかにコンパクトかつ分かりやすくまとめるか非常に悩みましたがなんとか形にすることが出来ました。2月には研修医症例発表会という院内で行われる症例発表会で発表し、そこでの所感も考慮し再度修正を行い、4月の発表に臨みました。本番の発表は緊張しましたが多くの質問をいただき、本症例の興味深さを改めて実感しました。指導医の先生からもよい発表だったとお褒めの言葉をいただきました。最終的に優秀演題賞を受賞することができ、とても良い経験となりました。

ちなみに副賞として聴診器とイヤホンのいずれかを選ぶことができましたが、「ここは医師らしく聴診器を選ぶべきか…」と最後まで悩んだ末、普段使いできるイヤホンを選択しました。

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